その肩こり、“その場しのぎ”で終わらせない。

仕事に集中できない、夜も肩が重くて休まらない、頭痛や目の奥のだるさまで…。
保険治療では届きにくい根本原因に、自費だからこそアプローチできます。
「揉んでも戻る」から卒業したい方へ。少しだけお時間ください。

なぜ肩こりは起こるのか?

長時間の同一姿勢(前かがみ・画面の覗き込み・肩をすくめる癖)で、首〜肩の筋肉が引っ張られ続けると、筋繊維は緊張モードに固定されます。

  • 筋疲労 → 代謝物(疲労物質)が溜まる
  • 筋のこわばり → 血管が圧迫され血流が低下
  • 老廃物が流れにくい → 痛み・重だるさ・可動域低下

この“循環の悪循環”が肩こりの正体です。表面をほぐすだけでは、すぐ戻ってしまいます。

「筋肉のズレ」と姿勢、そして顔のゆがみ

肩こりが強い方は、多くの場合姿勢の崩れ(頭部前方位・巻き肩・胸郭の硬さ)がみられます。
体の一部が過緊張になると、筋膜の張力が全身に波及し、頬や顎まわりの筋のバランスにも影響します。

  • 首肩の緊張 → 皮膚・筋膜が前方/上方へ引かれる
  • 咀嚼筋(噛みしめ)・側頭筋の過緊張 → 顎位が偏る
  • 結果:鏡で見ると左右のフェイスライン差や写真写りの違いを感じやすい

※ 顔の「ゆがみ」は要因が複合的です。当院では全身の張力バランスを整え、見た目と体感の両面から負担を減らしていきます。

「揉まない・押さない・痛くない」——根本から整える3つの柱

  • C-I-P軸(脳= Cerveau/腸= Intestin/骨盤= Pelvis)
    大脳辺縁系の過敏を鎮め(頭蓋・頸部の微細調律)、迷走神経を介して腸の緊張を緩め、横隔膜×骨盤底の同期で姿勢と呼吸を再構築。
    → 交感/副交感の切替が戻り、肩に「力み」を溜めにくい体へ。
  • 筋膜ネットワーク
    肩だけでなく、胸郭・肋骨・前腕・手指・顎関節までを面で連動させ、張力と滑走を回復。
    → デスクワークや家事でも負担が分散され、戻りにくく。
  • キネシオロジー検査
    筋反射で今いちばん効く順番を特定。
    隠れた要因(噛みしめ・眼精疲労・内臓緊張・ストレス因子)を洗い出し、無駄なく的確にアプローチ。

よくあるパターンと当院のアプローチ

  • PC作業で肩が板のように固まる → 胸郭(肋骨)の可動性↑・横隔膜リリース・前腕〜肩甲帯の滑走回復
  • 片側だけつらい/頭痛を伴う → 顎関節・咀嚼筋・側頭筋を含む“頭・首・顔”ラインの調整+眼精疲労ルート
  • 朝から重い・寝ても回復しない → 迷走神経の賦活・腸の可動性・寝姿勢と枕の関係を再設計

施術の流れ(オステオパシーに基づく最小刺激)

  1. 姿勢・動作評価:頭部前方位/肩甲帯位置/胸郭・肋骨の動き/噛みしめ・眼の使い方
  2. キネシオロジー検査:優先すべき原因(構造・感情・環境)と順番を特定
  3. 調整:頭蓋・頸部・胸郭・顎関節・横隔膜・骨盤・前腕を面で“つなぎ直す”
  4. 呼吸×姿勢の再学習:肩に頼らない呼吸(横隔膜主導)、座り方・画面位置・手の置き方
  5. セルフケア:1〜2分のミニ課題(デスクでできる肩甲帯スライド/舌・顎リセット)

※ 強く揉んだりボキッと鳴らす施術は基本的に行いません。妊娠中やご高齢の方もご相談ください。

「揉めば軽くなる」から、「軽さが続く」へ。

肩こりは、肩だけの問題ではありません。
C-I-P軸筋膜ネットワークで全身のつながりを戻すと、
からだは最小の力で支えられる姿勢に戻り、肩は自然に軽くなります。

顔まわりの緊張もやわらぎ、呼吸が深く、集中も続く。
その手応えを、あなたの毎日に。