施術の流れ

1. カウンセリング

2. 検査

3. 施術

4. 再検査・セルフケア

①問診〜身体検査

問診でその日のコンディションをお聞きします。
あくまでも参考で、もし痛むところがあれば代償作用が充分に働かず身体に表れますので、身体のどこかにその部位に痛みを起こさせる原因があるのだろうと考えます

身体検査では身体の歪みを「立位」と「座位」で調べます。仰向けに寝た状態で、身体の歪みとエネルギー状態、そして呼吸力のチェックを行います。また、特別な検査法を用いてもっとも身体に問題のある部分を見つけ、その患者さんに一番適切だと思われる手段を選び、検査を行っています。

②施術

検査に基づいて見つけ出した部位のうち、もっとも重要だと思われるところを選び、そこに必要とされる刺激法(テクニック)を用いて施術します。精神問題が肉体に影響を及ぼしているとリスニングされた場合には、トラウマを取り除いたり、ストレスを中和したりするためのテクニックを用います。

③最後に

頭蓋、身体のバランスチェックします。私の臨床経験では脳から変化を起こさない治療は効果的ではなく、ストレスの多い現代では、必ず脳のストレスを取り除いておかないといけないと考えています

施術の経過に基づく治療頻度について

軽度の場合

過去の外傷や昔から現在に至るまでのスポーツや労働環境などによりアンバランスな力がかかり続けたことなどに起因する場合。交通事故でも比較的衝撃の少ない場合や、元(事故前)の全身の状態が良好で事故によって身体のバランスが崩れた事に起因する場合などは、数回程(1~3回)で比較的速やかに改善されることが多いと言えます。

中程度の場合

症状が慢性化していたり長期間に渡って何度も繰り返されている場合、骨折や転倒、交通事故など比較的大きな衝撃を何度も繰り返し受けている場合、または長年のあまり好ましくない食生活による蓄積された影響などを受けている場合、ストレスなどの蓄積により身体のシステムに影響を与え痛みや症状が引き起こされている場合など。初めての治療後の反応、その後の経過を観察し改善度合を確認しながら、2~3週に1回、3~4週に1回の間隔など、身体の状態と患者さんご自身の環境(遠方である、育児やお仕事との兼ね合いなど)とを考慮しながら計画を立てていきます。早くに改善していただくために、食生活の改善やご自身でできる補助的な方法など、施術へのご協力が必要になってくることがあります。

重度の場合

たとえ強い痛みや症状があったとしても早期に改善される場合もありますので一概には言えませんが、10年、20年など長期の慢性の症状の場合や強いストレスがかかり続けたことに起因する場合、繰り返し手術を受けられている場合など、すぐには大きな改善を見込めない状態であれば、ある程度の施術の頻度(1週に1回程)が必要である場合や長期の施術(3か月、6か月、1年など)が必要な場合があります。
食生活や生活のパターンを見直していくこと、ご自身でできる補助的な方法、ご自身の内面を見つめたりリラックスした時間をお取りいただくなど、積極的なご協力が必要になってくるかと思います。
 
これらの軽度、中程度、重度の分類に関しましては症状の強さや状態が同程度であっても、慢性疾患と急性疾患では身体の状態は大きく異なり、また改善の経過には個人差があるため全てをひとくくりにできません。

あくまで大まかな目安としてご参考になさって下さい。上記は当院に今まで来られている方々を参考にしています。
ご自身の状態に関してご質問のある方は施術の時にご遠慮なくお聞きください。

よくある質問

強い痛みのある施術ですか?

いいえ。やさしいタッチ中心です。体の反応(筋反射)や呼吸のリズムを見ながら進めます。

何回くらいで良くなりますか?

個人差があります。軽症は1〜3回で変化を実感、慢性の場合は3〜8回を目安に計画します。

医療機関との併用はできますか?

はい、可能です。必要に応じて受診をご案内し、連携を大切にしています。