不安症・慢性的な不安感にお悩みの方へ

「理由もなく不安になる」「胸が締めつけられるような感覚が続く」
「眠れない」「集中できない」「体がいつも緊張している」—— そんな状態が長く続くのは、脳と身体の“警戒スイッチ”が切れなくなっているからかもしれません。

当院は脳腸骨盤軸(C-I-P軸)筋膜・神経の連動を整えることで、 不安を感じにくい、安定した身体の状態へ導く施術を行っています。

不安は「心の弱さ」ではなく、「身体の反応」です

不安を感じるとき、体内では交感神経が優位になり、コルチゾール(ストレスホルモン)が上昇します。 本来これは“危険から身を守る”ための大切な反応ですが、 ストレスが続くと脳の警戒システムが過敏になり、常に戦闘モードのままになります。

  • 扁桃体(大脳辺縁系)が過敏化 → 安全な状況でも「危険だ」と誤認
  • 迷走神経の働きが低下 → 心拍や呼吸が速くなり、体が落ち着かない
  • 横隔膜・骨盤底筋の協調が崩れる → 呼吸が浅くなり、酸素不足で思考も不安定に

つまり、不安症は“心の病”ではなく、脳・内臓・姿勢の連携エラーとして理解できます。 この「連携の乱れ」を整えることが、安定への第一歩です。

C-I-P軸(脳・腸・骨盤)で“安心のループ”を取り戻す

🧠 C=脳(Cerveau)
頭蓋や頸部の緊張を解き、扁桃体や視床下部の過敏反応を緩めます。 「脳が安全と感じる刺激」を与えることで、過剰な交感神経活動を鎮めます。
💩 I=腸(Intestin)
腸は迷走神経を介して脳と密接に通信しています。 内臓マニピュレーションにより腸の動き・血流を促し、 セロトニンなど“安心ホルモン”の生成環境を整えます。
⚖️ P=骨盤(Pelvis)
呼吸のリズムを司る横隔膜と骨盤底筋の調和を図ることで、 呼吸パターンと姿勢を安定させ、自律神経全体を整えます。

キネシオロジー検査で「不安の根っこ」を見つける

不安症の背景には、本人も気づかないほど深いレベルでの感情ストレスが関係している場合があります。 筋反射(キネシオロジー)を通して、身体が“今、どこに反応しているか”を検査し、 感情・環境・身体負荷のどの層に問題があるかを読み取ります。

  • 慢性的な人間関係ストレスや過去のショック
  • 腸・副腎などの内臓疲労によるホルモン乱れ
  • 睡眠・栄養・呼吸パターンの乱れ

身体の反応は、心の声そのものです。 感情を理屈で抑えるのではなく、身体の反応を通して癒す——これが当院のアプローチです。

不安を“消す”のではなく、“整える”——その先に安心がある

不安を感じる身体は、あなたを守ろうと必死に働いている証拠です。 当院はそのシステムを責めるのではなく、安心を再学習できる身体を取り戻すサポートをしています。

脳・腸・骨盤、そして筋膜と呼吸。 すべてをひとつの「生命のリズム」として調和させること。 それが、不安を根本から整えるための第一歩です。